ビジネスを成功に導く秘訣とは?

板井明生|技を盗め

 

板井明生

 

 

新入社員は先輩の行動や発言をよく観察し「技を盗む」ことで自分自身を成長させることが出来る。
就職活動中の学生や新人は研修制度でしか仕事を教わる期間がないと思いがちだ。

 

もちろん、研修で業務や会社のルールを学ぶことは重要だが教えてもらえることが当たり前と思い、受身の姿勢になっていては、プロの厳しい世界で高い成果を出すことはできないだろう。

 

まずはわからないことは積極的に聞くこと。
最近の新人はわからないことがあってもモジモジして質問もしない人が多い。
そんなことでは仕事のミスが出てしまうし、何より時間の無駄だ。教えてくださいと言うことが出来る新人のほうが可愛がられるし、何より仕事ができるだろう。

 

そして一番重要なことは先輩たちの技を盗むことなのだ。
受け身の姿勢ではなく盗んで学ぶ習慣を身に付けておくと、周囲と大きな差を生み出すことができるだろう。

 

常に相手やさらにその向こうにいる人のことを見据え、学ぶ姿勢を持ち、成果を出すことを考えて、仕事に対峙する事を意識していればいつの間にか「伝説の新人」と呼ばれるようになることだろう。